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クロマキー合成で広がる映像表現と未来展望

  • 執筆者の写真: 惠三 小山
    惠三 小山
  • 4月29日
  • 読了時間: 13分

更新日:4月30日

お久しぶりです、「スタジオぶぶ」の小山です。


ちょっと大袈裟なタイトルになってしまいました。


実は、最近、会社でChatGPTの研修がありまして、私が勤めている中小企業にもいよいよ本格的に会社の業務に活用する動きが出てきたんですよ。


そこで、ふと、映像関係の業界はもっと凄まじいのだろうと想像してしまいました。


現在、私たちの生活や仕事のあり方を大きく変えつつあるAI(人工知能)ですが、その進化のスピードには目を見張るばかりですよね。


特に、OpenAIによって開発されたChatGPTは、自然な人間との対話を実現し、文章作成、翻訳、プログラミング補助など、多岐にわたる分野でその能力を発揮しています。


そして、AIの進化は言語理解にとどまりません。


記憶に新しいのが、同じくOpenAIが発表した動画生成AI「Sora」です。


テキストによる指示だけで、まるで現実のような高品質な動画を生成するSoraの登場は、世界に衝撃を与えました。


今後の映像処理は、このSoraやその関連したAIをベースに大変革が起こるのだろう、いや、もう起こっているのだと素人ながらに思うのです。


そこで、ここスタジオぶぶでは、クロマキー合成用のグリーン/ブルーバックスクリーンをご用意していますが、そもそもクロマキー合成とは何か、


そして、それは動画生成AIが進化するとともにどのようになっていくのか、少しまとめましたので、お付き合いいただけると幸いです。



本日の目次です。


  1. クロマキー合成とは?

  2. クロマキー合成の現在

  3. 今後のクロマキー技術の展望

  4. スタジオぶぶが選ばれる理由

  5. 新宿区内のグリーンバック対応スタジオ比較【3選】

  6. 実際の活用事例と作品イメージ

  7. まとめ:クロマキー合成をもっと身近に


それでは、行ってみよう!



第1章:クロマキー合成とは?


「クロマキー合成(Chroma Keying)」とは、映像や写真の中から特定の色を抜き取って、別の背景と差し替える技術とのことです。


映画、テレビ、YouTubeなど、あらゆる映像コンテンツで使われています。


例えば、天気予報でキャスターの後ろに地図が映っているシーン。


実際には緑や青の背景の前に立っているだけで、その色が「透明」になって地図が合成されているというのです。


● どうやって合成しているの?


クロマキー合成は以下の3ステップで行われます:


  1. グリーンやブルーの背景で撮影する → 人物や物体だけが写るようにし、背景を単一色で統一します。


  2. 映像編集ソフトで背景色を取り除く → Adobe PremiereやOBS Studioなどで「緑(または青)を透明にする」処理を行います。


  3. 好きな背景を差し替える → 宇宙、異世界、オフィス、自然風景…自由に背景を合成できます。


● なぜ「緑」や「青」?


人間の肌の色には緑や青の成分が少ないため、これらの色は背景として使っても「人物と背景の境界」がはっきりと区別されて抜きやすいのです。


また、カメラが緑を一番きれいに認識できることも理由のひとつです。


● 初心者にも身近な技術に


かつてはプロ向けの技術だったクロマキー合成ですが、今では無料のアプリやソフトでも簡単に使えるようになっています。


スマートフォン一つでも背景合成が可能な時代になったということです。


このように映像表現の幅は大きく広がっています。


第2章:クロマキー合成の現在


クロマキー合成は今や、映像制作における「当たり前」の手法となっています。


しかし、現在のクロマキーは単に「背景を差し替える」だけではなく、AI技術やバーチャル背景生成と融合し、新たな表現のステージへと進化しています。


● 映画・テレビ・配信での活用


映画では、ご存知のようにSFの世界観や宇宙、そして歴史的建造物などをリアルな背景として合成していますよね。


一方、お茶の間のニュース番組や天気予報でも、スタジオ内で動的な背景やCGマップと合成されています。


他方、YouTubeやTikTokなどの個人配信では、自宅でも簡単にプロっぽい背景演出が可能になっています。


✅ OBS Studio や Zoom、StreamYard などの配信ソフトでも、リアルタイムで背景を変更できる機能が標準搭載されています。

● AIによる背景生成:Soraなどの登場


そこで、近年注目されているのが、Sora(OpenAI)Runway ML のような生成AIの活用です。


これらを使えば、実在しない街や異世界風景を高品質に生成し、クロマキーで撮影した映像と合成できます。


例:

  • 攻殻機動隊のような夜のネオン街

  • 中世の幻想的な都市

  • 未来都市や空中都市の風景


以下は、「アニメ「攻殻機動隊」のような夜の街中の背景を提示してほしい」とChatGPTで依頼したものです。左は絵画風で、右は実写風です。



同じように「異世界を印象付けるような昼間の情景の背景」を依頼したものです。左は絵画風で、右は実写風です。



撮影場所に関係なく、「ここではないどこか」を舞台にした映像制作が、AIによって誰でも可能になりました。


● クロマキー不要?AIによる自動背景除去も


さらに最近では、緑の背景すら使わない「AI背景除去」技術も進化しています。


  • Adobe Premiere Pro の「ロトブラシ2.0」

  • TikTokやCanvaなどのAI背景消去

  • Zoomのバーチャル背景(緑幕なし)機能


AIが人物と背景を自動的に判別してくれるため、撮影の手間を大幅に省くことができるようになっています。


● 今のクロマキーは「創造力を解放するツール」


背景を変えることは、映像のストーリーや世界観そのものを変えること。


そして今、それが誰にでも可能な時代になっています。


第3章:今後のクロマキー技術の展望


クロマキー合成は、もはや「背景を変える」だけの技術ではありません。


映像制作を一変させる創造と革新のプラットフォームとして、今後さらに進化していくことが期待されています。


ここでは、未来のクロマキー技術がどう変わっていくのか、そしてどんな人にどのように活用されていくのかを見ていきましょう。


● より簡単に、より高精度に


  • 初心者でもワンクリックで背景除去ができる「AI合成支援機能」が標準化


  • 髪の毛や透明素材など、これまで抜きにくかった部分も自然に処理可能


  • リアルタイムでの高品質な背景合成も一般のPCやスマホで実現可能に


これらにより、従来の「ライティングや背景調整に神経を使う」必要が減り、創作に集中しやすくなっているのです。


● AI・XR・バーチャル制作との融合


将来的には、以下のような連携も一般化していくと考えられています:


  • AIが自動で背景を生成し、照明・色調も人物に合わせて最適化


  • XR(クロスリアリティ)との統合で、背景に応じて実際の照明や風の演出も自動制御


  • クロマキーなしで実現する「仮想撮影空間」(例:LEDウォールを使った仮想プロダクション)


このような技術はすでに一部の映画スタジオで使われており、今後は中小スタジオや個人にも手が届くようになるでしょう。


● 教育・研究分野への普及


クロマキー合成のもう一つの注目ポイントは、教育や研究との親和性です。


  • 学生が歴史的背景を再現した動画プレゼンを作成


  • デザインや映像制作を学ぶ学生が、実験的な表現手法として利用


  • 実験記録や科学解説映像などのビジュアル教材制作にも活用


これからのクロマキーは、「プロだけのもの」ではなく、誰でも使える研究・創作ツールとなっていきます。


● 4. 表現の自由度がますます広がる


  • 撮影場所に制限されない


  • 撮影費用を大幅に削減できる


  • 現実に存在しない世界を、リアルに映像化できる


こうしたクロマキー技術の進化は、個人でも映画のような映像表現を実現できる時代の到来を意味しています。


第4章:スタジオぶぶが選ばれる理由

― クロマキー撮影の“現場力”を支えるスタジオ ―


さて、この章では、当撮影スタジオの特徴をご紹介します。


自慢話ではないんですが、少しだけ我慢して付き合ってくださいね。


東京都新宿区北新宿にあるスタジオぶぶは、クロマキー合成を前提とした映像制作にとって理想的な環境を備えたスタジオだと思っています。


学生やアマチュアにも開かれた、“実験的・研究的”な撮影ラボとしての価値も注目されています(ホンマかいな?笑)。


でも、“あなたの近くの撮影ラボ”でありたいと思っています。


● 都内でも珍しい「横3m × 長さ6m」の大型グリーン/ブルーバック


スタジオぶぶの最大の特徴は、横幅3メートル × 長さ6メートルの広いクロマキースクリーンを設置できる点です。つまり、高さ2.5m×幅3m×床の長さ3.5mの比較的広いグリーン/ブルースクリーンということです。




  • 他のグリーンバックは背面のみであったり、撮影範囲が限定的なスタジオがある。


  • スタジオぶぶなら、複数人の演技や移動シーンにも対応可能


  • グリーン/ブルーの両方に対応し、衣装や構図に合わせて柔軟に選択可能


このサイズ感は、短編映画やMV、YouTube映像、教育素材など、幅広い表現に対応します。


● 2. 豊富な照明機材と自由なレイアウト


クロマキー合成で最も重要なのが「均一なライティング」です。


スタジオぶぶでは、以下のようなプロ仕様の照明機材が利用可能です:


  • 500Wが2灯、300Wが2灯の豊富なLEDライト機材

  • 150WフラッシュLED1灯

  • RGBビデオライト(色温度調整可)

  • ソフトボックス・グリッド・リフレクター

  • 大型の白/黒のレフ板2個

  • バーンドア ハニカムグリッドと4色フィルター

  • 400Wのモノブロックストロボ3灯



こうした照明機材はほとんどが移動式スタンドで自由に光をコントロールすることができます。


そのため、初心者でもプロレベルの合成クオリティが得られます。


● 3. 撮影ラボとしての柔軟性:実験・研究用途にも最適


スタジオぶぶでは、単なる「商業撮影」ではなく、試行錯誤の余地を重視した創作環境を提供しています。


  • 自分で機材を調整してテスト撮影として試せる「短時間プラン」を設定


  • 撮影テストや素材収録を気軽に行える料金体系


  • 芸術系の大学生や専門学生の課題研究として利用実績も豊富


つまり、ここは「撮る場所」だけでなく、映像表現を「学ぶ場所」「試す場所」でもあるのです。


● 4. コストパフォーマンスの良さとアクセスのしやすさ


  • 都内の類似スタジオと比較してリーズナブルな料金設定


  • 照明機材の殆どはレンタル無料で、スタジオレンタルの単価設定も低価格で、追加コストを抑えやすい


  • 新宿からアクセス良好な立地(JR大久保駅から徒歩5分)


  • 閑静な住宅街に立地しており、スタジオ内は静かで撮影に適した環境


さらに言えば、国際色豊かな第二の原宿「新大久保」にも徒歩10分で行けるため、撮影後には、観光的雰囲気と飲食で疲れた体と心を癒せるという立地上の利点もあります。


これらにより、学生・若手クリエイター・予算が限られた制作者にも利用しやすくなっています。


● 学生・アマチュアこそ活用してほしい「撮影実験の場」


本格的なグリーンバック環境を、低予算で「気軽に試せる」スタジオはそう多くありません。


スタジオぶぶは、まさに映像表現を模索する人のための“ラボ”です。


🎬「最初の一歩を、失敗してもいい環境で」それが、映像の未来を切り拓くクリエイターを育てるのです。


第5章:新宿区内のグリーンバック対応スタジオ3選と比較

― スタジオぶぶの強みを客観的に検証 ―


新宿区内には、クロマキー撮影に対応したスタジオがいくつか存在します。​


ここでは、以下の3つのスタジオを取り上げ、スタジオぶぶと比較検討いたします。​


1. トライアンフ四谷スタジオ(四ツ谷駅 徒歩6分)



  • 広さ:約85㎡


  • 料金:平日 ​5,000円(税別)/時、土日祝 6,000円(税別)/時(※最低利用時間は2時間)


  • 特徴

    • 白ホリゾント・グリーンバック撮影が可能。人物撮影・商品撮影に最適な広々とした多目的スタジオ


    • Y光回線完備で【ニコ生】【Ustream】【YouTube Live】【Zoom】などの生配信が可能。


    • 観覧者数10万人以上の生配信番組でも多数利用。


2. 多目的レンタルスタジオUDN(新宿御苑前駅 徒歩2分)



  • 広さ:約20㎡


  • 料金:​1,040円(税別)/時


  • 特徴

    • グリーンバック、撮影機材が常備されているのでYouTube撮影、商品撮影などにも最適!!


    • 1時間ごとの利用が可能で、格安レンタルスタジオとして提供。


    • 事務所併設で、デスク・チェアーも無料貸し出し、打合せ、ミーティングにも利用可能。


3. バズスタ新宿店(新宿三丁目駅 徒歩7分)



  • 広さ:​約100㎡


  • 料金:​2,692〜5,890円(税別)/時(時間帯により変動)


  • 特徴

    • 白ホリゾント(横幅3.8m×奥行2.8m×高さ2.5m)とグリーンバック(横幅2.7m×奥行2.15m×高さ2.55m)を完備。


    • 撮影機材や小道具が追加料金なしで使い放題。


    • メイクスペース、更衣スペース、Wi-Fi、動画配信設備なども充実。


スタジオぶぶとの比較

スタジオ名

広さ

照明機材

利用価格(目安)

初心者 対応

自由な使用可否

トライアンフ四谷スタジオ

約85㎡

照明機材無し

5,000円/時

レンタルスタジオUDN

約20㎡

無料備品完備

1,040円/時

バズスタ新宿店

約100㎡

機材使い放題

4,000円〜 /時

スタジオぶぶ

48㎡

豊富・自由配置可

3,500円〜 /時

◎(飲食可)


総評


スタジオぶぶは、広いグリーンバック(横3m × 長さ6m)と豊富な照明機材を備え、3,500円〜/時というリーズナブルな価格で提供されています。​


また、セルフ利用が可能で、学生やアマチュアの方々にも開かれた実験的・研究的な撮影ラボとしての利用が可能です。​


他のスタジオと比較しても、設備の充実度、価格、柔軟性の面で非常にバランスが取れており、特に映像制作を学ぶ方々にとって最適な環境と言えるでしょう。​


第6章:撮影ラボとしてのスタジオ活用法

― 創作と実験の場として、映像の未来を試す ―


クロマキー合成の魅力は、発想次第でどこまでも世界を広げられることにあります。


そして、その“自由な創作”を支えるのが、柔軟で実験的なスタジオ環境です。


スタジオぶぶは、まさにその「創造と実験の場」として活用できる理想的なスペースです。


● “実験”してみることに価値がある


  • 「初めてのVFX編集を試してみたい」


  • 「AI背景と実写合成がどこまでできるか試したい」


  • 「映像表現のアイデアを実際に撮影して検証したい」


こうした実験的な試みにこそ、スタジオぶぶの自由さと設備の充実が最大限に活きてきます。


たとえ失敗しても、気軽にトライできる環境が“次の一歩”のきっかけになります。


● ワークショップや映像授業の拠点に


  • 学生同士で企画・演出・撮影・編集まで完結する「チーム制作」


  • 映像系のゼミや授業での「素材収録スタジオ」


  • オンライン配信用コンテンツ制作の実習場所として


機材・空間・料金体系がそろっているからこそ、学校外でも継続的な実習環境として利用しやすいのです。


● 他者とのコラボレーションにも最適


  • モデルやパフォーマーとのコラボ撮影


  • デザイナー・エンジニアとの「XR×映像」実験


  • 音楽家やダンサーとの映像作品づくり


背景が自由に変えられるからこそ、多様なジャンルとのクロスオーバーも実現しやすくなります。


● 撮影=学びのプロセスへ


「映像を学ぶ」とは、単にカメラや編集ソフトを扱えるようになることではありません。


  • 構図・色彩・照明の関係性を“現場で”体感する


  • 撮った素材を自分で合成し、背景と人物のなじませ方を試行錯誤する


  • 「見る力・作る力・見せる力」を総合的に育てていく


スタジオぶぶは、そうした“映像の思考”を鍛える撮影ラボとして、多くの学びを提供してくれます。


■ 結び:背景を変えれば、未来が変わる


クロマキー合成は、もはやプロだけの特殊技術ではありません。


今やそれは、誰もが新しい世界を創り出すための「当たり前のツール」となりつつあります。


そして、それを支える撮影環境には、「柔軟さ」「自由さ」「安心して試せること」が求められます。


スタジオぶぶは、まさにそのすべてを備えた、未来の映像づくりを試す実験室なのです。


「映像表現をやってみたい」「自分の世界観を形にしたい」 ―その一歩を、ここから踏み出してみませんか?

 
 
 

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